歯の用心…歯みがきでインフルエンザ予防?

2026年01月02日掲載

感染症予防と聞くと、手洗いやうがいを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は「お口の中を清潔に保つこと」も感染症予防に関係しています。インフルエンザをはじめとする感染症を防ぐ上で、口腔ケアは単に口の中を清潔にするだけでなく、ウイルスが体内に侵入する経路や全身の免疫機能にも関わるからです。
お口の清潔が感染症対策に役立つ理由は主に 2 つです。

①ウイルスの “くっつく場所”をなくす
歯の汚れ(プラーク)や舌の汚れ(舌苔)にはたくさんの細菌が住みついています。この細菌が出すタンパク質分解酵素は、インフルエンザウイルスが持つタンパク質を活性化させ、ウイルスが細胞に入り込みやすくなる “手助け” をすると報告されています。適切な口腔ケアで細菌を減らすことで、この “手助け” を取り除くことができます。

②免疫システムの維持・向上
お口の健康は、全身の健康と密接に関わっています。歯周病などで炎症があると、悪い菌が、唾液や食物とともに腸に運ばれ、腸内環境のバランスを乱す
ことがあります。腸は多くの免疫細胞が存在する重要な場所です。腸内環境の悪化は全身の免疫力低下や感染症の重症化につながります。
感染症を防ぐための口腔ケアは、毎日の徹底したセルフケアが基本です。特に就寝前の歯みがきが重要です。歯ブラシに加え、歯間ブラシやデンタルフロス、舌ブラシも使用し、丁寧なお手入れで、お口の中を清潔に保ちましょう。

問 健康推進課 TEL20-4213 FAX22-1077

ページ上部へ